ほどほどシンプルライフ

三十路、二児の母が子育てとシンプルライフの両立について考えるブログです。モットーは「ほどほどに」。

モヤモヤを溜め込まない。消化できないモヤモヤは自分にも家族にも良いことなし。

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私は昔から誰かとケンカをすることが苦手です。友人はもちろん、親ともほとんどケンカをした記憶がありません。自己主張や意見を闘わせることがとても苦手で、何か不満があっても飲み込んでしまうのです。

 

夫に対してもそう。付き合いは11年にもなりますが、ほとんどまともに意見をぶつけ合うことなくこれまで過ごしてきました。意見が衝突するような案件がなかったというのもありますが…イラッとすることがあってもスルー、モヤモヤしたら日記に書いて消化(したつもり)。それが自分なりの処世術だと思っていました。

 

しかし子どもができると、子育てに対する考え方に違いが出てきて、私も譲れない部分が多くなってきました。気持ちに余裕がないときは特に、ちょっとした夫の言動にもモヤモヤ。それでもなかなか意見は言えず、かといって全て受け流すこともできず。悟りの境地には達していないので(笑)モヤモヤ、イライラは顔や態度に出て、結局家族みんなが嫌なムードになってしまうという悪循環。。最初の原因が何であれ、議論もケンカもできず不満を溜め込んで、そのせいで無駄なイライラを生み出してしまう自分がすごく嫌でした…。


でも先日、ちょっとした転機がありました。きっかけは長男のイヤイヤ。お出かけの際に靴を履くのを手伝ったら、全部自分でしたかった、もう行かない!と大泣き。こういうときは一応本人の気がすむようにもう一度はじめからさせてみるのですが、うんざりしている私に夫は「そんなん泣かせとけばええやん。」と言いました。

大変な思いをしてまで子どもの言いなりにならんでもええやん、という気持ちは分かるけど、それよりも頑張ってることを認める言葉が欲しかったんです。無駄な努力と言われている気がして悲しい気持ちに…。いったんグッと飲み込みましたが、これは後を引きそうだなと思い意を決して(決するほどのことじゃないけど)そう言われると悲しくなる、と素直に伝えました。

夫は「悪いこと言った?そんなつもりじゃないんやけど…」と困惑していましたが、お互いにイライラして悪かった、と落ち着いて話をすることができました。普段からケンカができる人ならもっとバトルになるかもしれませんが(^_^;)私にとっては不満を伝えられただけで大きな進歩で、その後ものすごくスッキリした気分で一日中過ごせました。


感情をぶつけ合うケンカはしないに越したことはないと思いますが、お互いの意見や感覚の違いを理解するにはケンカを怖れずはっきりと伝えないといけないな、と今になってようやく実感しています(もういい歳なのに…)。今まで無理に消化しようとして、できなくて周りに嫌な思いをさせていたのが情けないです。が、過ぎたことは仕方がないので、これからはモヤモヤを溜めずにどんどん口に出していきたいです。ケンカは日常茶飯事よ〜、と明るく言えるようになりたいですね(笑)

 

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